平城宮は、奈良の都・平城京の中央北端に造営された宮城で、東西1.3Km、南北1Km、面積120haの広さがあります。外周を築地大垣で囲んだ内部には、
国の政治や儀式を執り行う大極殿・朝堂院、天皇の居所である内裏、行政機関であるさまざまな役所、宴会を催す庭園などの施設がありました。これらはみな木造建築だったので、
地上の構造物は失われていますが、地下の遺構は良好な状態で保存されています。1955年から発掘調査がはじめられ、その成果に基づいて1998年には朱雀門や東院庭園が復元されるなど、
遺跡博物館としての整備も同時に進められています。【奈良市ホームページより】 |
|
|