04.04.04 発行


The World Heritage List


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世界遺産の登録理由 (国土交通省ホームページより抜粋)

法隆寺地域には世界最古の木造建築物が群在する。ここには、法隆寺、法起寺をはじめとする多くの仏教寺院が造営され、これらの寺院は、現在でも宗教活動を持続している。

法隆寺は、
7世紀初期にはじまり、現在の伽藍は西院・東院と子院群からなる。西院は7世紀後半から8世紀初頭にかけて再建されたもので、東院は8世紀前半に建設されたものである。西院の主要建造物である金堂、五重塔、中門、回廊は、中国や朝鮮にも現存しない、初期の仏教木造建築の様式によるものであり、両院の他の主要建造物は主に8世紀から13世紀にかけてのものである。両院の周囲にある子院の建設は12世紀ごろに始まり、次第にその数を増し、17世紀から19世紀にかけての建造物が多い。それらをあわせることで、日本の仏教寺院の全歴史を物語る文化遺産として認識できる。

法起寺は、
7世紀に創建された寺院であるが、いまは706年に完成した三重塔のみが残る。法隆寺西院と同様に、初期の仏教木造建築の様式を持つ建造物である。






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