2004年4月11日 発行

2006年11月27日 更新


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もと徳大寺家の別荘を、宝徳2年(1450年)に細川勝元が譲りうけ、禅寺に改めたが、戦災で焼失し、明応8年(1499年)細川政元が再興した。美しい鏡容池は藤原時代の由緒をとどめ、方丈前庭の枯山水庭園は俗に虎の子渡しと称されて有名である。
禅では自己が「三昧」「無」になりきることによって自他一如の世界を自覚し、その自覚を通して出てくるものは、山川草木ことごとく神、仏であるとするが、この庭はそうした禅の極致を表現した永遠に新しい庭といわれ、時間、空間を越えて、静かに心眼をひらき自問、自答するにふさわしい庭といえよう。 【龍安寺拝観券より】


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OLYMPUS  C-750 Ultra Zoom

photograph 大橋 幸作

2005年1月1日撮影

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